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安達太良山の紅葉を撮影しました

2021・10・30

今月初めの月山登山に続き、今回は安達太良山の沼尻登山口からの撮影となりました。
天気は快晴。予報では風が6mという事でしたが現地に着くと穏やかでした。

今回は紅葉と白糸の滝、沼尻温泉元湯をメインに撮影します。
装備はドローン2台、バッテリー8個、iPad2台と風速計、スマホ、トランシーバーや食料と飲み物を持って行きます。
リュックはパンパン。入りきらずに手に持っての登山となりました。
いざ出発したものの、装備の重さで登りはじめてすぐにヘトヘトになり、いつもよりもペースダウンしてゆっくりと登っていきました。

昨日も一度下見で訪れていますが、危険がないか再度確認しながら撮影ポイントを決めていきます。
ちょうど尾根のところにさしかかった所は左右が急斜面のところがあってやや怖い感じもありましたが、ひらけてくるととても綺麗な紅葉に包まれていました。

途中、白糸の滝が見える絶景ポイントに到着。
素晴らしい光景でした。

更にのぼること50分、沼尻温泉元湯が見えてきました。
登山道から見るととても低いところにあって、ここから温泉地にお湯を送っているところです。
ここを流れる硫黄川もここで大半が沸いて出ているというのだから驚きです。

今回は山頂まではいかず、障子ヶ岩付近までとして、ドローン撮影に専念する事にしました。
気温はおそらく7度ぐらいではなかったかと思います。陽ざしと風がほとんど無かったのが幸いでしたが、少し寒さも感じました。

今回は、この時期の紅葉と白糸の滝の全景や迫力ある接近の映像、湯元を上空から接近して撮影する事を重視してみました。
撮影している時に気づいたのですが、なんと白糸の滝の向かいにもう一つの滝を見つけた。

この滝は天望台や登山道からは見えず、左側の尾根からか川を登ってこなければわからない位置にある滝である。
水量もややあり滝の発見に驚きました。
またこの滝周辺ではワイヤーが張り巡らせてあり、ドローン飛行には厳しい環境である。

とは言えいざ撮影してみるととても迫力がある滝で白糸の滝は落差60mほどあり、一直線に滝壺に注いでいる。
とても細かな流れでまさに白糸と言われる由縁なのではないかと思うほどでした。

続いては、沼尻温泉湯元での撮影。
ドローンのカメラで見ると湧き出る温泉の量には驚きました。
この川の流れのほとんどがここから出る温泉水なのだ。
これほどの大量の温泉は初めてみました。日本一の湧水量といわれるだけの事がありますね。

ここは立入禁止の場所で、火山性ガスも出て大変危険な場所です。
訪問される方は看板などに十分注意してご通行ください。

また、ドローン撮影の調整の際に聞いた話として、最近私有地に無断で立ち入りをして困っている事や興味や映像のネタとして撮影している方がいるが、崩落や火山性ガスなど大変危険な場所のため、注意して頂きたいとの事です。
もし近くまで行かれる方は、看板の指示に従い危険ですので近づかないようお願いします。

今回撮影した映像を3分45秒にまとめましたので是非ご覧下さい。

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