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依頼を受けて下見
私たちは依頼を受け、飛行する前までの間に一度は下見をします。 安全に飛行ができるかどうかを確認するためである。 今回は広範囲の撮影と高高度での飛行が伴うため、離着陸位置と補助者の配置を確認する為に行なっています。

依頼者から撮影位置を地図で確認しながら、現地におもむいて、安全な発着ができる場所であるか、あるいは障害物がないか、第三者が出入りする場所か、交通量のおおい場所なのかを目視で確認します。
実際には操縦者がその位置に立ち、自分の目で360°確認します。念のために写真も撮ります。

注意事項をレポートに書き込み、許可申請やドローンの離着陸位置、補助者の配置を決めていきます。
ココでの注意は、第三者が立ち入る場所か、鉄塔や送電線などがないか、木や障害物が無いか、公道での離着陸にならないか、離着陸に適したスペースを有しているかを確認しています。
これらを基に必要に応じて、国土交通省への申請書の作成、運行計画書の作成に入ります。
今回はここまで。次回はDIPS2.0の申請についてお話ししたいと思います。
まさかデータが飛ぶなんて…
皆さんこんにちは。
今日も暑さ厳しい38℃ 熱中症🥵になりそうな状態でございます。
先日撮影をしていた時も36度の暑さで行ったドローン撮影では、ちょっとしたアクシデントがありました。
一通り撮影を終えて、プロポで撮影データの確認を行った後、一度車内に戻り、お客様へのデータをコピーしようとした時の事でした。
ドローンからマイクロSDを抜き、パソコンに差し込みいつものようにコピーするだけの作業でしたが、パソコンではマイクロSDカードの接続は認識するものの、フォルダーが表示されません。
アダプターやノートPCの状態も疑いながら再起動をしても撮影したデーターが表示されない。

仕方なく、再度撮影を試みた。アスファルトはもうさわれないほど熱くなっていて、きっと目玉焼きが焼けそうな状態。

再度、同様の飛行を行いまして、プロポで保存されている画像を再三確認をして終わりました。

恐る恐る車に戻って、データを見ると…
今度は無事に保存されていました。ホッとしました。翌朝事務所で他のPCで読み取れるのかを確認しましたが、残念ながら撮影したデータを読み出す事は出来ませんでした。
2時間ほど遅れて作業終了。コレばかりは仕方がないので不良のSDカードは破棄する事にしました。
暑かった事や直射日光に当たったこともあるのでしょうか。暑さには気をつけなければね。
新緑を撮影に…
ここのところアップ出来ず申し訳ありません。
いろいろと乗せたい記事がたくさんあったのですが💦
ブログに書くまで手が回りませんでした💧
言い訳ですね。 スミマセン
毎日暑いですね。連続30度超え。
すでに何日過ぎているでしょうか? 水不足が心配なところですね。
さて、今日は涼みに近所の山と身近な風景を空からお届けしましょう。
今回は、飯舘村にある真野ダムに来てみました。
この日はここも30度近い気温。しかし、森と水があるせいなのか、やや涼しく感じます。
真野ダムは洪水調節や水田や工業用水、水道水の安定化や発電を目的としたダムです。
ダム湖名は はやま湖といいます。
このはやま湖を空から訪れてみたいと思います。
まずは堤体正面からの写真です。迫力がありますよね。
続いては、ダム全景。堤体から上流までのアングルです。澄み渡る青空もとても綺麗ですね。
堤体の真上から。 堤高は69mとか。 ドローンがこのままの高さで下流に進むと、高度150m以上になるので違反になります。
このような起伏の激しい場所や山間部での撮影は高度150m以上の申請を行って正しく飛行するか、ドローンの位置が高度150m未満になるように高度を下げて進むかになります。
こちらの写真は はやま湖の北側にある羽山(間違っていたらごめんなさい💦)という山頂からの映像。
最後は はやま湖展望台を中央に撮影した一枚です。
はやま湖では、貸しボードもあるようで、湖上で釣りをする方々がいらっしゃいました。
バス釣りが有名とか…
極端な山奥ではないので気軽にドライブできる場所ではないでしょうか?
自分も忙しさから解放されてチャージできました。
そんな訳で 今回は真野ダムをご紹介しました。
動画の編集ができた時にでもポッと出すかもしれませんが、今回はここまで。
今日からサテライトオフィス始動
皆さんこんにちは。暑い日が続きますね〜今年の梅雨はどこへ行ってしまったのかと思うばかり連日猛暑が続きます。 自分も身体がついていけずに夏バテ気味でございます。 水分をしっかりと補充して脱水にならない様にしましょうね。
さて、昨月移動オフィス用に購入したサテライトオフィス号が納車され、様々な設備を整えて今月から利用を開始しました。

軽自動車ですが、設備はミニオフィス顔負け。事務所に戻らなくとも作業が出来る様に、設備を整えています。
例えば、ドローンのデータコピーや、簡単な編集、それにインターネットへのアップロードがその場所で行えます。また、強固なセキュリティで当社サーバーと接続を行い、事務所と同様の作業が行える様に整備してあります。見積書、請求書発行。決済端末の利用も可能です。
更には、長期の出張や待機にも備え、車内では100Vの電源を常時使用出来る様に改造しました。お湯を沸かしたり、簡単な調理が可能です。
また、ソーラーパネルを使えば電力は自給自足が可能であり、走行中は予備パッテリーの充電も行う事で無駄のない クリーンエネルギーを実現しています。

あまり行くことは無いとは思いますが、東京都の条例であるアイドリングストップにも対応しており、エンジン停止中でもオフィスの電源を供給可能にしました。最大2000Wまで利用可能。
インターネットは複数キャリアを束ね、ネックであった上りの通信速度を克服。光回線に近い安定したデータ通信を可能にしました。
災害時などではWi-Fiを開放する事で、皆様のお役に立てるよう工夫が施されています。
複合機も設置していますので、印刷、スキャン、あらゆる事務所の作業が この車内で行えます。
この車両はドローンの撮影の際だけではなく、当社のLAN工事でも使いますので、場合によっては運搬用の車として、またある時は、点検車として活用される事になるでしょう。
もし、皆さんのお住いで見かける事がありましたら、是非応援をよろしくお願いいたします。
MAVIC3Proを使ってフォトグラメトリーを作成してみた
今回はドローンの映像を使って3D映像を作ってみようと思います。
使用する機体はDJI MAVIC3 Proです。
3D映像を作るには対象物のあらゆる角度からの静止画が必要になります。
最低でも対象物の写真は最低でも30枚からでより細かく正確に再現するには150枚以上が必要になるでしょう。
今回、対象物に選んだモノは…
国見町の観月台文化センターの建物です。
事前に国見町と相談し、許可を頂きましたので、今回の実験に使用させていただきました。
朝の5時半。 6時半より建物を使用するとの事で、6時までの間で撮影をいたしました。
まずは旋回。360度、高さを変えて1周約40枚ぐらい撮影します。
次は真上からの写真。高さを一定に保ち、位置を変えて撮影しました。
約300枚の写真の撮影が終わり事務所に持ち帰ってデータを入力します。
入力されたデータを基に、解析後に、点群データやメッシュ、テクスチャ付きの3Dモデルが出力されます。
微調整…
そしてできたものがコチラです。
なかなか綺麗に出来上がりました。
自分的にはもう少し横側からの写真が足りなかったかな?
という感じではありましたが、ある程度満足のいく仕上がりになりました。
これからも精度向上に練習を重ねていきたいと思います。
なぜ住宅密集地でドローンを飛ばすときに補助者が必要なの?
ドローン撮影の依頼の中で、お客様から街中でドローンを飛ばすときに、なぜ補助者が必要なの?
と聞かれることがあります。
お客様からしてみれば少しでも安価に撮影してもらいたいと思うところでしょう。
今回はDID地区(住宅密集地)でドローンを飛ばす場合を見てみましょう。
DID地区とは
**人口が特に多く集中している市街地(=住宅密集地)**
のことを指します。
これは国(総務省)が定めた「人口集中地区(Densely Inhabited District)」の略で、地図上で正式に区域が定められています。
わかりやすく言うと…
人がたくさん住んでいて
建物がぎっしり立ち並んでいて
通行人や車の通りも多いエリア
たとえば、都市部の駅周辺や住宅街などが該当します。
なぜDID地区が重要なの?
ドローンを飛ばすときに、DID地区での飛行は法律で厳しく制限されています。
なぜなら、人や建物が多くて事故のリスクが高いためです。
このような事情から、ドローンの飛行に特別な許可と慎重な対応が求められます。
DID地区では補助者が必需
① 安全を守るため
住宅が密集しているエリアでは、人や車、電線、建物などが多く、ちょっとしたトラブルでも大きな事故につながる可能性があります。
ドローンの操縦者だけでは周囲全体を見渡すのが難しいため、補助者が「もう一つの目」として安全確認を手助けする必要があります。
② 操縦者が操作に集中できる
ドローンの操作はとても繊細で集中力が必要です。
補助者が周囲の人や障害物、風の変化などをチェックすることで、操縦者は操作に集中できます。
③ 法律で定められたルールだから
国(航空法や国土交通省のルール)では、住宅密集地(DID地区)でドローンを飛ばすときには補助者を置くことが求められています。
これは、「安全確保のために絶対に必要な条件」とされているため、違反すれば罰則や許可取り消しの可能性もあります。
たとえば…
もし飛行中に近くの道に子どもが走ってきたら?
操縦者はドローンから目を離せませんが、補助者がすぐに「危ない!」と声をかけたり、飛行を中止させたりできます。
このように、事故を未然に防ぐ大切な役割があります。
一言でまとめると
補助者は、ドローンを安全に飛ばすために必要不可欠な存在であり、それは法律でも厳しく定められているルールなのです。
このような理由から、住宅密集地でのドローン撮影はやや割高になってしまうのです。
(DID地区では2名以上の補助者配置を義務づけています)
しかし、安全に飛行する事が大事ですので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。
雨での延期
最近、休日となると雨の日と重なりますよね。
2ヶ月前からゴールデンウィーク明けの新緑が美しい時期と普段なら晴れ間が続く日が多い梅雨前のこの時期を選んで、お客様と打ち合わせをしていましたが、なんとタイミングが悪く、3回ほど延期になっています。
お客様から天気の良い日の撮影がご希望なので、撮影タイミングを伺っています。

比較的この時期は晴れやすいのですが、今年は雨が多い様に思われます。長期予報での予報士の見解では、今年は雨が多くてこのまま梅雨入りと言う事にもなりかねません。また、ある予報士は、場合によっては梅雨明けが出ずに秋を迎えていまうと言う予報を出しているそうで、今年は青空が少ないのかもしれませんね。
しかし、そんな事ばかり言っていても仕方がないので晴れのチャンスを逃さないよう毎時天気予報とにらめっこです。
ご依頼いただいたお客様にもできる限り晴天でのヮンシーンを収めたい一心でございます。
どうか晴れ間がでますように。 私たちもめげずに祈りたいとおもいます。
ご無沙汰しています
4月もあと残すところ4日ですね。
今日は久しぶりに半田沼に来てみました。
朝から数台の車が停まっていて、おそらく登山なのでしょうね。
天気も良いですので登山日和、もしかしたら日の出を見に来た方々だったのかもしれません。
今年はたくさんのお仕事をいただき、自ら撮影に出る機会がほとんどなく、更に天候にも愛想尽かされたのか、曇りや雨が多くて最高のタイミングを逃してしまいました。
ほぼソメイヨシノは散り山桜がまだ咲いてました。
折角来ましたので、簡単に撮影してみました。
山桜は、白い花と赤い若葉を同時に開花し、ソメイヨシノよりも少し遅れて開花いるようです。
また駐車場にはしだれ桜が葉を芽吹きながらも咲いていました。
こちらも綺麗に咲いていた部分をピックアップして撮影してみました。
半田沼周辺の桜はもう終わりを迎えていて今回はあまり足を運びませんでしたが、朝の気持ちよい散歩がてらの撮影で少しココロが癒やされました。
ショート動画をUPいたしましたのでご覧下さい。
学校施設のドローン撮影とPV作成依頼
今回は、学校の紹介ビデオ映像の編集とドローンの撮影依頼をいただきました。
学校紹介に必要な構図を依頼者に確認して飛行経路を検討します。
まずは所在地。
施設のある場合でのドローン飛行が可能かどうかを専用の地図を活用して確認します。
撮影場所は「住宅密集地」である事と「高度500m未満の制限」のみ。
フライトには問題無い事を確認しました。
続いて、どのような紹介が必要なのかをヒアリングし、おおまかな撮影案を作成して依頼者と打ち合わせます。
PVには学校全体の施設の様子を盛り込まなければなりませんので、撮影漏れが無いように撮影位置を確認していきます。
当社では、できる限り図面にして、当日の撮影方法であったり、おおよその映像の構図をご案内しています。
できるかぎりご要望に添った流れと、とりこぼしが無いようにするためです。
このような作業を何度か打ち合わせを持ち、双方でズレが無いよう再確認をして進めています。
もちろん、お任せで撮影する場合であっても、おおよその完成の流れはお伝えさせて頂いております。
今回は建物の中の撮影も含まれているため、より高度な技術が要求されます。
校舎に傷がつかないよう、また安全に配慮して撮影するためにも事前準備はとても大切です。
撮影は春からになりますが今から作業がとても楽しみです。
暴風を経て
ここ数日、風の強い日が続きますね。
先日は暴風の影響で飛行を中止しました。その帰りには前が見えない程の吹雪となって移動が大変でした。一部のぼりが倒れる程の強風で立って歩くのがやっとでした。


そして今日は、雲ひとつ無いような晴天。山々がくっきり。こんな時こそ撮影したかった💦
しかし、都合が合わず撮影は別な日になりました。
午後は別件の現場での作業です。外は季節外れの10℃です。仕事がはかどりそうです。
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