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今日からサテライトオフィス始動
皆さんこんにちは。暑い日が続きますね〜今年の梅雨はどこへ行ってしまったのかと思うばかり連日猛暑が続きます。 自分も身体がついていけずに夏バテ気味でございます。 水分をしっかりと補充して脱水にならない様にしましょうね。
さて、昨月移動オフィス用に購入したサテライトオフィス号が納車され、様々な設備を整えて今月から利用を開始しました。

軽自動車ですが、設備はミニオフィス顔負け。事務所に戻らなくとも作業が出来る様に、設備を整えています。
例えば、ドローンのデータコピーや、簡単な編集、それにインターネットへのアップロードがその場所で行えます。また、強固なセキュリティで当社サーバーと接続を行い、事務所と同様の作業が行える様に整備してあります。見積書、請求書発行。決済端末の利用も可能です。
更には、長期の出張や待機にも備え、車内では100Vの電源を常時使用出来る様に改造しました。お湯を沸かしたり、簡単な調理が可能です。
また、ソーラーパネルを使えば電力は自給自足が可能であり、走行中は予備パッテリーの充電も行う事で無駄のない クリーンエネルギーを実現しています。

あまり行くことは無いとは思いますが、東京都の条例であるアイドリングストップにも対応しており、エンジン停止中でもオフィスの電源を供給可能にしました。最大2000Wまで利用可能。
インターネットは複数キャリアを束ね、ネックであった上りの通信速度を克服。光回線に近い安定したデータ通信を可能にしました。
災害時などではWi-Fiを開放する事で、皆様のお役に立てるよう工夫が施されています。
複合機も設置していますので、印刷、スキャン、あらゆる事務所の作業が この車内で行えます。
この車両はドローンの撮影の際だけではなく、当社のLAN工事でも使いますので、場合によっては運搬用の車として、またある時は、点検車として活用される事になるでしょう。
もし、皆さんのお住いで見かける事がありましたら、是非応援をよろしくお願いいたします。
MAVIC3Proを使ってフォトグラメトリーを作成してみた
今回はドローンの映像を使って3D映像を作ってみようと思います。
使用する機体はDJI MAVIC3 Proです。
3D映像を作るには対象物のあらゆる角度からの静止画が必要になります。
最低でも対象物の写真は最低でも30枚からでより細かく正確に再現するには150枚以上が必要になるでしょう。
今回、対象物に選んだモノは…
国見町の観月台文化センターの建物です。
事前に国見町と相談し、許可を頂きましたので、今回の実験に使用させていただきました。
朝の5時半。 6時半より建物を使用するとの事で、6時までの間で撮影をいたしました。
まずは旋回。360度、高さを変えて1周約40枚ぐらい撮影します。
次は真上からの写真。高さを一定に保ち、位置を変えて撮影しました。
約300枚の写真の撮影が終わり事務所に持ち帰ってデータを入力します。
入力されたデータを基に、解析後に、点群データやメッシュ、テクスチャ付きの3Dモデルが出力されます。
微調整…
そしてできたものがコチラです。
なかなか綺麗に出来上がりました。
自分的にはもう少し横側からの写真が足りなかったかな?
という感じではありましたが、ある程度満足のいく仕上がりになりました。
これからも精度向上に練習を重ねていきたいと思います。
なぜ住宅密集地でドローンを飛ばすときに補助者が必要なの?
ドローン撮影の依頼の中で、お客様から街中でドローンを飛ばすときに、なぜ補助者が必要なの?
と聞かれることがあります。
お客様からしてみれば少しでも安価に撮影してもらいたいと思うところでしょう。
今回はDID地区(住宅密集地)でドローンを飛ばす場合を見てみましょう。
DID地区とは
**人口が特に多く集中している市街地(=住宅密集地)**
のことを指します。
これは国(総務省)が定めた「人口集中地区(Densely Inhabited District)」の略で、地図上で正式に区域が定められています。
わかりやすく言うと…
人がたくさん住んでいて
建物がぎっしり立ち並んでいて
通行人や車の通りも多いエリア
たとえば、都市部の駅周辺や住宅街などが該当します。
なぜDID地区が重要なの?
ドローンを飛ばすときに、DID地区での飛行は法律で厳しく制限されています。
なぜなら、人や建物が多くて事故のリスクが高いためです。
このような事情から、ドローンの飛行に特別な許可と慎重な対応が求められます。
DID地区では補助者が必需
① 安全を守るため
住宅が密集しているエリアでは、人や車、電線、建物などが多く、ちょっとしたトラブルでも大きな事故につながる可能性があります。
ドローンの操縦者だけでは周囲全体を見渡すのが難しいため、補助者が「もう一つの目」として安全確認を手助けする必要があります。
② 操縦者が操作に集中できる
ドローンの操作はとても繊細で集中力が必要です。
補助者が周囲の人や障害物、風の変化などをチェックすることで、操縦者は操作に集中できます。
③ 法律で定められたルールだから
国(航空法や国土交通省のルール)では、住宅密集地(DID地区)でドローンを飛ばすときには補助者を置くことが求められています。
これは、「安全確保のために絶対に必要な条件」とされているため、違反すれば罰則や許可取り消しの可能性もあります。
たとえば…
もし飛行中に近くの道に子どもが走ってきたら?
操縦者はドローンから目を離せませんが、補助者がすぐに「危ない!」と声をかけたり、飛行を中止させたりできます。
このように、事故を未然に防ぐ大切な役割があります。
一言でまとめると
補助者は、ドローンを安全に飛ばすために必要不可欠な存在であり、それは法律でも厳しく定められているルールなのです。
このような理由から、住宅密集地でのドローン撮影はやや割高になってしまうのです。
(DID地区では2名以上の補助者配置を義務づけています)
しかし、安全に飛行する事が大事ですので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。
雨での延期
最近、休日となると雨の日と重なりますよね。
2ヶ月前からゴールデンウィーク明けの新緑が美しい時期と普段なら晴れ間が続く日が多い梅雨前のこの時期を選んで、お客様と打ち合わせをしていましたが、なんとタイミングが悪く、3回ほど延期になっています。
お客様から天気の良い日の撮影がご希望なので、撮影タイミングを伺っています。

比較的この時期は晴れやすいのですが、今年は雨が多い様に思われます。長期予報での予報士の見解では、今年は雨が多くてこのまま梅雨入りと言う事にもなりかねません。また、ある予報士は、場合によっては梅雨明けが出ずに秋を迎えていまうと言う予報を出しているそうで、今年は青空が少ないのかもしれませんね。
しかし、そんな事ばかり言っていても仕方がないので晴れのチャンスを逃さないよう毎時天気予報とにらめっこです。
ご依頼いただいたお客様にもできる限り晴天でのヮンシーンを収めたい一心でございます。
どうか晴れ間がでますように。 私たちもめげずに祈りたいとおもいます。
ご無沙汰しています
4月もあと残すところ4日ですね。
今日は久しぶりに半田沼に来てみました。
朝から数台の車が停まっていて、おそらく登山なのでしょうね。
天気も良いですので登山日和、もしかしたら日の出を見に来た方々だったのかもしれません。
今年はたくさんのお仕事をいただき、自ら撮影に出る機会がほとんどなく、更に天候にも愛想尽かされたのか、曇りや雨が多くて最高のタイミングを逃してしまいました。
ほぼソメイヨシノは散り山桜がまだ咲いてました。
折角来ましたので、簡単に撮影してみました。
山桜は、白い花と赤い若葉を同時に開花し、ソメイヨシノよりも少し遅れて開花いるようです。
また駐車場にはしだれ桜が葉を芽吹きながらも咲いていました。
こちらも綺麗に咲いていた部分をピックアップして撮影してみました。
半田沼周辺の桜はもう終わりを迎えていて今回はあまり足を運びませんでしたが、朝の気持ちよい散歩がてらの撮影で少しココロが癒やされました。
ショート動画をUPいたしましたのでご覧下さい。
学校施設のドローン撮影とPV作成依頼
今回は、学校の紹介ビデオ映像の編集とドローンの撮影依頼をいただきました。
学校紹介に必要な構図を依頼者に確認して飛行経路を検討します。
まずは所在地。
施設のある場合でのドローン飛行が可能かどうかを専用の地図を活用して確認します。
撮影場所は「住宅密集地」である事と「高度500m未満の制限」のみ。
フライトには問題無い事を確認しました。
続いて、どのような紹介が必要なのかをヒアリングし、おおまかな撮影案を作成して依頼者と打ち合わせます。
PVには学校全体の施設の様子を盛り込まなければなりませんので、撮影漏れが無いように撮影位置を確認していきます。
当社では、できる限り図面にして、当日の撮影方法であったり、おおよその映像の構図をご案内しています。
できるかぎりご要望に添った流れと、とりこぼしが無いようにするためです。
このような作業を何度か打ち合わせを持ち、双方でズレが無いよう再確認をして進めています。
もちろん、お任せで撮影する場合であっても、おおよその完成の流れはお伝えさせて頂いております。
今回は建物の中の撮影も含まれているため、より高度な技術が要求されます。
校舎に傷がつかないよう、また安全に配慮して撮影するためにも事前準備はとても大切です。
撮影は春からになりますが今から作業がとても楽しみです。
暴風を経て
ここ数日、風の強い日が続きますね。
先日は暴風の影響で飛行を中止しました。その帰りには前が見えない程の吹雪となって移動が大変でした。一部のぼりが倒れる程の強風で立って歩くのがやっとでした。


そして今日は、雲ひとつ無いような晴天。山々がくっきり。こんな時こそ撮影したかった💦
しかし、都合が合わず撮影は別な日になりました。
午後は別件の現場での作業です。外は季節外れの10℃です。仕事がはかどりそうです。
2年前のTV局取材に同行撮影した時の思い出
本日は社内で過去のデータを整理していた時に見つけた思い出をご紹介します。
テレビ局から只見町のドローン映像を撮影して欲しいとの依頼がありました。
内容は、只見町の買い物弱者を支える移動販売を取材するという内容。現地に常駐しているスタッフと協力して撮影して欲しいとの事でした。
只見町は何度が撮影に来ていた事もあったので気軽な気分で快く引き受けました。
しかし、冬の只見は初めて… どれだけ雪があるのか不安をかかえながらも現地に向かいました。
撮影初日は天候も良くスムーズに進むと思われましたが、トラブルが発生し早々に当日の撮影が中止になりました。(^^;)
日を改めて撮影に向かいましたが、この日はなんと吹雪で気温はー8度でした。
今回は一人での取材となりました。
番組ディレクターから、豪雪地帯にふさわしく雪が降りしきる映像がほしいとあったので、雪の降る中の撮影にチャレンジしました。
寒いとバッテリー容量が低下してしまうので、事前に温めたバッテリーを使用することに。
天候は更に悪化して、10分もすぎると10cmぐらい積もるほどの大雪と風で視界はどんどん悪くなります。

ドローン映像はリアルタイムでテレビ局とつなぎ、撮影位置やアングルを決めていきます。
とある1軒の民家へ撮影で伺った際には「定期的に移動販売が来てくれて助かる」という住民からの言葉。
僻地での豪雪は生活もとても大変で、更に高齢者も多い事から移動販売がいかに必要不可欠であるかを目の当たりにしました。
とても寒い中での撮影でしたが、住民の皆様の声に心が温まる思いを感じた撮影でした。
下は2023年2月に放送された映像です。
豪雪地の救世主“女性移動販売人” 「買い物弱者にさせない」信念の裏に…特別な思い【Jの追跡】(2023年2月17日)
当社が撮影した映像のカットです。
建築現場撮影の様子
今回はある現場の撮影の一部をご紹介します。
当社では、基本 操縦者1名と補助者1名のセットで作業します。 死角が多い場合や飛行距離が広い場合には補助者を追加して対応します。 また、作業者は必ずヘルメットをかぶりドローンの接触を防止します。
離着陸場所は、第三者が立ち入らない 立入禁止区域または、制限区域を設けます。 周囲の安全確認が取れれば離陸します。
作業現場の撮影では、よく定点撮影を依頼されます。 その場合、当社では撮影位置を記録して、自動操縦を使って、毎回同じ位置、角度で撮影するように設定します。 こうする事で、わずかな誤差で常に同じアングルの撮影が可能になる訳です。
この様に、ご依頼者のご要望を叶えつつ、安全に飛行するように日々努めております。
今年最後のドローン出張
先日、現場撮影の依頼で釜石市に行って来ました。片道約4時間ほど、三陸道をひたすら北上します。
過去に何度か通りましたが、いつも真っ暗な中での移動のため、あまり風景が見られませんでしたので、何だか新鮮に感じました。

石巻、陸前高田、大船渡を通って釜石市へ。
まずは今後定期的に撮影があるため地元の警察署にも顔を出して、簡単に飛行計画を説明し、ご指導いただきながら今後の撮影の調整を行いました。
警察署は新庁舎が完成してとても綺麗でした。運転免許証関連の手続きも行える様で、機能が詰まった施設の様です。
街を見渡すと、以前Youtubeで拝見した東日本大震災の映像が頭に浮かび少々憂鬱な感じもしましたが、沿岸は復興が進み新しい施設が出来ていました。少しづつ復興されているのが分かります。
ちょうどお昼と言う時間。浜テラスで昼食をいただきました。海鮮丼をがぶりとほおばり美味しく頂きました。

今回は上空から工事状況を撮影する業務です。事務所で簡単に撮影場所や角度などを確認して、飛ばしながら担当者立会のもと、撮影位置を決めていきます。
ご要望で今後の定点撮影をご希望でしたので、GPSにて場所、高度、カメラの角度を記録して、今後の撮影のため保存しました。

天気はあまり良くありませんでしたが、無事に撮影を完了し、データをお渡しする事が出来ました。
また来月もよろしくお願いします。
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