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久しぶりにプライベート撮影。南三陸に行って来た

2021・06・28

皆さんご機嫌いかがでしょうか?
ドローンパイロットの鈴木です。

東北も梅雨に入り毎日ジメジメした日が続いていましたが、ここのところYoutubeにアップする映像が無いので撮影しに行くことにしました。
場所はドコがいいかと悩んで南三陸あたりをまわろうかと思いました。
しばらく天気とにらめっこでしたが、土曜日ひょっとしたら晴れ間が・・・
という勝手な自分の予報から出発してみました。

当初は気仙沼で朝日を撮ろうと考えていましたが、出発が遅れた事もあって間に合わない事が判明。
急遽、南三陸町の歌津崎で日の出を待つ事にします。
撮影は日の出前から行いました。
(夜間飛行の許可は取得済みです)

山々は低い雲に覆われていて山頂がひょっこりと顔をだしてる状態。
そしていよいよ6時10分すぎに水平線から太陽が顔を出しました。
あいにく雲があって美しい太陽を拝む事はできませんでしたが、雲の切れ間から陽ざしが届く絵も良いのではないでしょうか。

続いて、気仙沼市岩井崎に移動。
ここは2年前に撮影で訪れています。
この時はまだ防波堤の一部が完成していましたが、今はほぼ完成されて周辺も整備されていました。
津波に遭った学校の周辺にはパークゴルフ場も整備されていました。
あいにく雲に隠れてどんよりした天気ですが、せっかくなので周辺の雰囲気と潮吹き岩を撮影しました。
この写真は津波に耐えて1本だけ残ったものです。

そして、気仙沼と言えば、春に高速道路が開通した事も報道されていましたよね。
せっかくなので通ってみました。
気仙沼横断橋と名付けられた橋は三陸自動車道の一部で気仙沼湾を高さ32mで横切ります。
車窓からは港と市街地が一望できます。
撮影しましたが、ここはまたの機会にお届けしようと思います。

お次は南下して石巻市にある神割崎にやってきました。

一説によれば、村境がはっきりしていなかった浜にクジラが打ち上げられました。2つの村ではクジラの取り合いから争いが起こってしまい、その夜、あろうことか岬がまっぷたつに割れ、クジラも2つに割られてしまいました。両村の人々は神様が岬を割り、いさかいの仲裁をしたのであろうといって、以来この岩の割れ目が村境となったと伝えられています。

また、ここは2月と10月の10日前後だけ割れ目から日の出が拝めるというスポットでもあるようで、その神秘的な光景は素晴らしいようです。
自分も機会があれば訪れてみたいものです。
今回は海からを中心に神割崎を撮影しました。

更に南下。
北上川の下流にやってきました。
ここには震災でたくさんの子供達が犠牲になった旧大川小の震災遺構がそのままにありました。車からでもはっきりと津波の凄まじさが見てとれます。
見るだけでとても辛い。涙が出ちゃいました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

遺構を後にし牡鹿半島へ。
もうお昼近く。天気が回復して牡鹿半島にも陽ざしが降りそそいできました。
到着後はまだ曇でしたが、何度かフライトしているうちに晴れてきて金華山や海や空が美しくみえてきました。
こりゃ撮影チャンスですね~
下の写真は牡鹿半島から金華山を撮った写真です。

翌日、大量の映像を確認し、約5分の映像を作るのに なんと8時間。
どの絵を使えば良いのか悩みました。

そして出来上がった映像がコチラ。
是非ご覧下さい。

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